未完に終わった(または休載)した悲しき漫画たち
雑誌の休載や作者の都合などによって未完となって終わった(または休載中)の漫画を紹介します。
できるだけきっちり調べているつもりですが、情報が交錯しているため間違いがあるかもしれませんが、ご容赦下さい。
(詳しい、または正しい情報がお分かりの方はご一報をよろしく^^)

☆用語説明・「原稿を落とす」(作者が病気、所用その他個人的な事情で連載を休むこと)

LUNO(SE) 冬目景
 「月刊少年ガンガン」で連載。2002年に無期限休載に突入。(おそらく)未完1号となる記念すべき作品?休載が「ええー!?」ではなく、「またか」と言われる数少ない漫画家。

Reverend D(一迅社) 藤沢とおる
 「コミックレックス」で連載。1巻まで発売され、2巻は2008年夏頃に発売予定だったのだが、発売を前に休載。2009年初頭に第2巻が発売。第一部完という、いかにも第2部は出ません的な終わり方。

ROSE HIP ROSE(講談社) 藤沢とおる 
 「ヤングマガジンアッパーズ」で連載。2巻まで発売されたが、雑誌休載のために未完に終わる。後に復刻版として全4巻でコミックスが、また同じ世界観を引き継いだ『ROSE HIP ZERO』が週刊少年マガジンで連載された。

キングオブザハスラー(講談社) 谷津太郎/小林伸明
 「月刊マガジン」で連載。1〜4巻まで発売され、以降は発売されず。誌上では病気とのことだが、原作者が原稿を落とし続けたために連載中止されたとの話だが、真相不明。パートナー兼ヒロイン的存在とのコンビで盛り上がっていくはずだったのだが……。

クロノヘイズ(メディアワークス) 高野真之
 「コミック電撃大王」で連載。1〜2巻まで発売され、以降は発売されず。休載後にいずれ3巻を出すと宣言していたようだが……。5年以上が経過したので無理でしょう。

黒鉄(講談社) 冬目景
 「モーニングオープン増刊」→「モーニング」で連載。2004年に無期限休載に突入。同時期に休載した『ACONY』は何とか完結したが……。休載が「ええー!?」ではなく、「またか」と言われる数少ない漫画家。

くろぼね(メディアワークス) 真鍋譲治
 「電撃コミックガオ」で連載。真鍋ワールド全開の歴史ものでファンの評価も高く、今後の展開が大いに楽しみだったのだが、「鉤十字」が出版社側の激怒に触れて(というか受け付けず)連載打ち切り。アボン(;´Д`)
 その後、同人誌で細々と連載を続けている模様。現在、Vol.6まで確認済み(2008年7/5)。凄い展開になっている。そりゃ商業誌には書けないや。

紺碧の国(少年画報社) 水原賢治
 「ヤングキングアワーズライト」で連載。1〜2巻まで発売されたが、雑誌休刊のために休載。現在に至る。作者はすでに最終話の構想ができていたとのことだが、それだけに無念だろう。結構考えさせられる話だったので、続きを読みたかった読み手にしても残念である。

風飛び一斗(集英社) 門馬もとき
 「月刊少年ジャンプ」で連載。『かっとび一斗』の続編として1〜26巻まで発売されたが、雑誌休刊のために休載。現在に至る。他の人気連載漫画(『クレイモア』など)が場所を移して連載を続けたということを考えると、それほどの要望がなかったということか。

ジオブリーダーズ/ワイルダネス(少年画報社/小学館)
作者が病気のため、『ジオブリーダーズ』(16巻)、『ワイルダネス』(7巻)から休載中。ただでさえ発刊ペースが短く、前巻の内容を思い出せないというのに……。

低俗霊狩り(白泉社) 奥瀬サキ
 「月刊コミコミ」→「ヤングアニマル」で連載。1〜3巻まで発売されていたが、物語が完結しないまま3巻で終わり。その後に小学館から文庫本(全2巻)が発売され、一応の完結らしい。

妖幻の血(SE) 赤美潤一郎
 「少年ガンガン」→「ガンガンパワード」で連載。1〜4巻まで発売されていたが、2003年に4巻が発売されて以来、音沙汰なし。2005年に5巻が発売される予定だったとのことだが……。月刊→季刊は休載へのカウントダウンなのか?

ランペイジ(講談社) 吉永祐介
 「ヤングマガジンアワーズ」で連載。1〜3巻まで発売されていたが、雑誌休刊の憂き目にあって休載。内容は型破り三国志で、鬼才・吉永先生だけに今後の展開が楽しみだったのだが……。
 その後、「フレックスコミックス」(web上の漫画)へ場所を移して連載を再開。
 

龍眼(講談社) 藤山海里
 「月刊少年シリウス」で連載。順調にコミックスを発売していたが、2008年5月に休載。2009年、休載中。嗚呼。

TOP